【須賀川】土木・建築の求人をお探しの方必見!基礎工事と土台工事の違い
須賀川市エリアで土木・建築求人をお探しの方必見!基礎工事と土台工事の違いとは?
建築物を建てる際、地盤に合わせて適切な基礎工事と土台工事を行うことが重要です。基礎工事とは、建物の重量を支えるために地中に設置する工事のことを指します。一方、土台工事は基礎の上に設置し、建物の骨組みを支える役割があります。
こちらでは、須賀川市などで建築・土木関係の求人をお探しの方にお役立ていただける「基礎工事と土台工事の違い」「基礎工事の種類」などについて解説します。
建築・土木会社への転職をお考えの際に役立つ!基礎工事と土台工事について
基礎工事とは
文字通り地面と建物のつなぎ目にあたる「基礎」を造るための工事のことです。基礎工事には、建物の重さなどの垂直な力や、地震の揺れなどによる水平な力を建物から地盤へ伝える役割があります。この基礎により、建物の一部分だけが沈んで傾いてしまう「不同沈下」を防ぐことができます。
基礎は以下のように構成されています。
- 鉄筋コンクリート製の底盤(ていばん)
- 立ち上がり部分
- 地中梁(ちちゅうばり)
- 杭(くい)
土台工事とは
土台工事とは、建物の基礎の上に設置される重要な部材である土台を施工する工程のことです。
基本的には以下のような流れで行われます。
- 1.基礎コンクリートの立ち上がり部分にアンカーボルトを設置し、土台を固定する。
- 2.土台と基礎の間に気密性を高めるための天端リストを設置し、コーキングで密閉する。
- 3.土台の上に大引や根太を組み、1階床の骨組みを作る。
土台工事は建物の強度と耐久性に大きな影響を与えるため、適切な施工が求められます。
基礎工事の種類と特徴
建築における「基礎」とは、建物の最も下部に位置し、全体の重量を支える土台のことです。建物の重さに耐え、地盤の沈下や地震時の傾斜を防ぐため、この部分の安定性は非常に重要です。
この目的のために、私たちが安全に生活できるよう基礎工事を施し、建物の下部にしっかりとした支えを提供します。基礎工事は主に「直接基礎」と「杭基礎」の二つに大別されます。直接基礎は地中にコンクリートを流し込み、地盤が固い場合に用いられます。この種類には「ベタ基礎」、「布基礎」、「独立基礎」の三つがあります。
一方、「杭基礎」は地下深くに杭を打ち込み、地盤が弱い場所でも建物をしっかり支えることができる方法です。
べた基礎
直接基礎の中でも一般的な「ベタ基礎」は、建物の底全面をコンクリートで覆うことで、地震や不均等な沈下に強い基礎を形成します。また、シロアリの侵入や湿気によるカビの発生を防ぐ効果もありますが、コストが高くなるというデメリットもあります。
独立基礎
個々の柱の下にのみ基礎を設け、低コストで施工することが可能です。これは主に玄関のポーチやデッキなど、一部の構造物に利用されます。
布基礎
建物の柱の下と間にのみコンクリートを設置し、点で支える構造です。この方法はベタ基礎よりもコストを抑えることができますが、耐久性は若干劣るため、地盤がしっかりしているか、改良された土地での使用が適しています。
基礎工事の流れを詳しく解説
1.地縄張り・遣り方工事
地縄張りは、建設予定地に縄やビニール紐を使って建物の配置をマークする初期工程です。この作業は、建物の配置が計画通りに行われることを確保するために非常に重要です。地縄張りが完了すると、次は遣り方工事に移ります。遣り方とは、建築計
画に基づいて設定された建物の位置や基礎の高さを実際の敷地に正確に転写するための仮設構造(通常は木の杭やマーキング)を作成する作業です。このプロセスは建物の配置を正確に決定する上で極めて重要なステップとなります。
2.掘削工事
掘削工事、別名「根切り」とは、建物の基礎を構築するために必要な土地を掘り起こす工程です。この段階で土地のレベルを調整し、基礎が設置される予定の場所に適切な深さと幅の溝を作ります。これは基礎が適切に支持され、安定した状態で建物を支えることができるようにするために不可欠です。
3.砕石敷き
掘削した土地に砕石を敷き詰め、ランマーと呼ばれる重機を使用して地盤を締め固めます。この砕石は、地盤の不均一性を改善し、均一な負荷分散を促す役割を果たします。この締固め作業は「地業」と称され、建物の基礎が将来的に沈下するリスクを最小限に抑えるために重要です。
4.捨てコンクリートの流し込み
地盤を固めた後、さらに建設作業の基盤となる捨てコンクリートを流し込みます。捨てコンクリートは構造的な強度を提供するものではありませんが、土地をさらに平らにし、工事現場の整備を助けるために非常に重要です。これにより、後の作業がスムーズに行えるようになります。
5.配筋
配筋工程では、鉄筋を使用して基礎の骨組みを形成します。この鉄格子状の構造は、コンクリートが流し込まれる際の強度と耐久性を高めるために設計されています。鉄筋の配置は非常に精密な作業であり、建築基準法に準じた適切な間隔と配置で行われます。これは基礎の寿命を左右する重要な工程です。
6.型枠の組み立てとコンクリートの流し込み
型枠組は、流し込まれるコンクリートを固定し、設計通りの形に保持するための枠を組み立てる作業です。木製や鉄製の型枠が一般的に使用され、これらは建物の設計図に基づいて正確に組み立てられます。コンクリートの打設後、型枠内でコンクリートが固まるまでの期間、通称「養生」と呼ばれる過程が続きます。これによりコンクリートは十分な強度を発揮します。
7.型枠の解体と仕上げ
コンクリートが十分に固まった後、型枠を外す作業が行われます。この「脱型」工程は、コンクリートが設計通りに固まっているかどうかを確認する重要な時です。また、アンカーボルトの位置や状態もこの段階でチェックされ、必要に応じて修正が行われます。このプロセスを通じて、初期の不良や潜在的な問題を早期に発見し、適切な措置を講じることができます。
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こちらでは、須賀川市などで建築・土木関係の求人をお探しの方にお役立ていただける「基礎工事と土台工事の違い」や「基礎工事の流れ」などについてご紹介しました。建築物の基礎は、建物の重さを地盤に伝達する大切な役割があります。適切な基礎工事を行うことは、建物の安全性と長期耐久性を高めることにつながります。建築の基礎知識を深めることで、安心して暮らせる住まいづくりに役立ててください。
株式会社小玉商事は、福島県石川郡古殿町を拠点とする、基礎工事・土木工事・外構工事に特化した建設会社です。国内有数の住宅メーカーから多数のプロジェクトを受注していますので、安定した環境で働くことが可能です。現在、建築や土木分野での新たな人材を求めています。ご興味のある方は、株式会社小玉商事の採用情報ページをご確認ください。
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